スリランカの思い出

スリランカで経験したこと、印象に残ったことをまとめました。

スリランカの民族対立（内戦）を扱った小説「Kilali Crossing」を翻訳しました。

スリランカ最北端のジャフナ半島は「スリランカタミール文化」の中心です。豊かな自然と洗練された「タミール文化」を育んできたジャフナの街は民族戦争のために破壊の危機に瀕しています。２００２年から僅かの間続いていた 一時停戦の間にジャフナを訪問する機会がありました。内戦が終了して早く復興して欲しいと思います。
（追記：スリランカ民族紛争は２００９年５月スリランカ政府軍が反政府タミール人組織を制圧して終結しました。）

スリランカ北部の古都アヌラダプーラの仏教建築・仏教美術を紹介します。アヌラダプーラにはインドのブッダガヤから移植されたという「聖菩提樹」があります。キャンディの仏歯寺とならんでスリランカ仏教の聖地となっています。

スリランカ南部のリゾートの「ヒッカドゥア」でスキューバライセンスを取得した 時に記録です。美しいヒッカドゥアはその後「２００４年末の津波」で完全に破壊されてしまったようです。

スリランカ北部の密林の奥深くにある歴史の古い教会です。ジャングルの中に忽然と立派な教会が現れるのでびっくりします。そこは反政府組織の「LTTE」支配地域です。この古い教会のマリア像は 当時インドのゴアにいた 「フランシスコ・ザビエル」から贈られたものです。

スリランカ中部にある岩山です。頂上に登るのに大変苦労します。岩山中腹の洞窟に描かれているフレスコ画は大変見事です。 トップの写真がそのフレスコ画の一部です。

スリランカの仏教儀式「ペラハラ」では欠かせない象。コロンボの宿舎近くのガンガラーマヤ寺院に飼われていた象の「ルアン」はスリランカでも有名な象でした。 足の怪我が悪化し体調を崩して亡くなりました。